世界三大フルーツって知ってますか?
 
 それは「マンゴー」「マンゴスチン」、それに「チェリモヤ」。最初の2つはなんとなく知ってても、最後は??っていう人も多いのではないかと思います。このチェリモヤ(とその仲間たち)は、日本ではかなりマイナーなフルーツですが、世界中で広く食べられているんですよ!!

 こちらが、そのチェリモヤです。食べ方は簡単。冷蔵庫で冷やして、2つに切って、ザクっとスプーンでそのまま食べることができます。少し種が多いのですが、別名「森のアイスクリーム」と呼ばれるだけあって、あまーくねっとりとしたクリームのような食感に、申し分のない甘さがたまりません!

フランス・パリの市場に並んだチェリモヤ

 本来南米が原産ですが、フランスやスペインなどヨーロッパ諸国などでもよく見かけます。

 こちらはその仲間の1つ、主に東南アジアや台湾なんかでよく見かけるバンレイシ、別名「釈迦頭」です。まさに名は体を表すとでもいうんでしょうか。お釈迦様の頭のようなぼつぼつした形が特徴です。

ベトナムのバンレイシ


ベトナムのバンレイシ

 基本的にチェリモヤと近い味ですが、こちらは少し砂糖のようなザラザラとした食感があります。ぼつぼつの部分が崩れやすいので注意。そして申し分なくあまーい濃厚なフルーツです。

■実はすごい日本のフルーツ

 ところで、

 筆者はあちこち毎月ごとに国を変える移住生活をしているので、

 「南国のフルーツって美味しいんでしょう?」

 なんて聞かれることがよくあります。

 たしかに南国にはいろとりどりのキラキラしたフルーツがたくさんあるイメージですよね。がっかりさせてしまうようで申し訳ありませんが、そんな時たいていこう答えてます。

 「いや、南国もいいですけど、日本のフルーツは最高ですよ。」

 実際、品種改良に量産化の努力の甲斐あって、りんご、ぶどう、なし、みかん、ももやすいか。すばらしい甘さやみずみずしさを誇るフルーツが日本はとても多いです。柿のような他ではめったに見かけないフルーツもあります。

、、、ほんと日本の農家のみなさま努力には頭が下がります。

 正直言うと、トロピカルフルーツの代表格ドラゴンフルーツや、スターフルーツそれにオレンジの類など南国のフルーツは旨味が弱くどことなく大味のものや食べにくいものが多いです。

 逆に言えばトロピカルフルーツの中でも美味しくて味が濃い、と高い評価を受けているマンゴーやパパイヤはすでに日本でもたくさん輸入され、簡単に食べられるようになっていますからね。

 逆にマレーシアやタイ、シンガポールのデパートなんかでは、日本産のリンゴやメロンが高級品として店に並んでいます。値段がネックで富裕層向けではありますが、日本のフルーツの実力はトロピカルフルーツの国でもしっかり評価は高いようです。

タイ・バンコクのデパートに並んだ日本の「フジリンゴ」

タイ・バンコクのデパートに並んだ「Amy melon」

 しかし、しかしです。

 そんなかでもこのチェリモヤを始めやはりまだ日本ではほとんど見かけない、美味しいフルーツが存在するのも確か。

 最後にもう1つそんなフルーツをご紹介します。

■ジャックフルーツ

 世界最大の果実と言われるジャックフルーツ。別名バラミツ。大きいものは1Mくらいにもなるそうです。インドや北アフリカ、東南アジアなどでは非常にポピュラーな果物です。

ジャックフルーツの房の部分。これをまるごとたべられる

 この大きな身の中には小さな、細かい房がたくさん入っていてその房の種の周りを食べます。サクッと歯ごたえがあって、食べ応えがあります。味は、いわゆる「フルーツ味のガム」を想像してください。ほのかに甘くすっきりとした味で、しつこくないので、どんどん食べられちゃいます。ややドリアンに近い匂いがして、そこまで強い匂いはないですが)苦手という人もいるのですが、僕は大好物です。

 しかも、このフルーツ、低カロリーで栄養素も高いということから、肉の代わりに、食べ物がない地域の飢餓を救ったり、ヴィーガン料理に応用できたりする可能性があるということで注目を浴びています。

例 元マイクロソフト社員によるジャックフルーツをスーパーフード化するプロジェクト

 こちらもなかなか日本でお目にかからないフルーツです。

 さて、言論ドットコムの読者のみなさま。こういったフルーツも世界のスイーツの1つ。そしてその中には、美味しいだけでなく、人々の食生活を変えてしまうスーパーフードの可能性すら眠っているのです。ぜひ、海外旅行や出張などでお見かけした際はお試しくださいませ。

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バイラルワークス 早川大地
1977年東京生まれ。アプリ・音楽・メディア制作を行う株式会社バイラルワークス代表。自身もエンジニア、音楽プロデューサーとしての顔を持つ。現在は東南・東アジア、欧州、中米など1~2カ月ごとに国を移り、十数カ国を渡り歩く「移住生活」を行っている。