平成最後の天皇陛下のご会見は御心のこもった感動的なものでした。今上陛下が即位された平成元年に消費税はスタート。バブル真っ只中で減税先行をしたので、一見上手くいくかに見えました。

 でも、平成元年の大納会が株価のピーク。未だに平均株価は当時の半値近辺です。三重野日銀の無謀な金融引き締めもあり、平成2年の大発会から株価は暴落。平成3年には地価の暴落も始まり、日本は経済敗戦の道を辿ります。

 今、米中USCN貿易戦争の政治リスクが経済リスクの増大をもたらし、世界金融市場には不吉な予兆が漂っています。NYの恐怖指数(VIX指数)は異常に高まり、リーマンショックでも200を割らなかった国際商品市况CRB指数は170割れ(12月25日現在)。

 古来、日本JPの改元は溜まったエントロピーを吐き出し、新しいエネルギーを吹き込む儀式でもありました。また、新天皇が即位して初めての新嘗祭を大嘗祭と呼びますが、大嘗祭を経ない間は、「半帝」とされます。

 平成元年もそうでしたが、大嘗祭の前に増税をやった。増税は全くおめでたくない話で、今回のようにヤヤコシイ増税をやると、なおさら人心は千千に乱れますよ。

 増税が恒常的に所得を減らすのに対し、ポイント還元やプレミアム商品券は一時的。世界経済のヤバい状況を考えても、タイミングとしては最悪の増税になりますね。

 ワケワカメの増税は、来年度予算が3月に上がったら、4月中に凍結することを安倍総理にはお勧めします‼️

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参議院議員 渡辺喜美

参議院議員 渡辺喜美

1952年3月17日、栃木県那須塩原市生まれ。早稲田大政治経済学部・中央大法学部卒。渡辺美智雄元通産相の秘書を務めた後、1996年の衆院選で初当選。2006年の第1次安倍晋三内閣や福田康夫内閣で行革担当相や金融担当相を務め、国家公務員の天下り規制を盛り込んだ国家公務員法改正を実現。2009年、みんなの党を創設し、代表に就任した。2016年の参議院選挙で当選し、日本維新の会副代表を務めた後、現在は無所属の参議院議員として活躍している。
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