1.株価・景気動向

 平成が終わり、新しい時代になるが、2019年は難しい年になる。株式市場も弱気相場になり、短期取引で、かつAI高速取引になり、値幅が大きな取引になる。突然流れが変わるなど、個人客が近寄れない相場になる。事実、年当初から乱高下の激しい相場になっている。しかも、政府や日銀などの意図的な株価操作も増えてくる。

 また、現時点では米国の景気指標は悪くはないが、逆資産効果で徐々に悪くなる。FRBも利上げできずに、利下げということにもなりかねない。米国は、徐々に景気後退になり、景気を上げる政策を取る必要になる。

2.日本経済

 日本の経済状況は、米国に歩調を合わせて徐々に景気後退になる。米国の利下げの可能性で円高になり、輸出環境は厳しくなる。円高で訪日観光客も減り、税収も減り、今までの景気後退期を見ないアベノミクスの金融政策で、日本は苦しいことになる。

 その上、株から左件の流れで、10年国債の金利は0・01%以下に下がり、地方銀行の経営は一層苦しくなり、地方銀行の業績不振により救済合併が増えることになる。

 経済発展の可能性がある東京の経済より人口減少で縮小する地方優先の経済財政政策で、東京の経済も暗くなり、日本全体が暗い時代に突入する可能性もある。

 しかし、大手日本企業は膨大な内部留保で海外企業を買収して、生き残りを図る。ということで、苦しい庶民と大企業の社員の格差は拡大していくことになる。

 このような状況で、参議院選挙になる。さあ、どうなりますか?

The following two tabs change content below.
日本国際戦略問題研究所長 津田慶治

日本国際戦略問題研究所長 津田慶治

1975年、東工大制御工学科卒。日本電信電話公社に入社し、つくば博覧会協会で街づくりを経験。通信研究所で人工知能など最先端のコンピューター技術の開発、IBMで米国企業文化に触れる。NTTデータで省エネ技術や米国、中国、インドなどでソフト開発を行い、カントリーリスクから国際問題を研究した。その後同研究所主宰。 1999年から「国際戦略コラム」を主催。国際関係や日本文化を論理的な視点で冷静に評論中。有料メルマガは、まぐまぐ大賞の経済政治分野で2位。
日本国際戦略問題研究所長 津田慶治

最新記事 by 日本国際戦略問題研究所長 津田慶治 (全て見る)