私は必ず、朝に筋肉トレーニングを行う。基本は、午前8時から9時くらいの1時間ちょっと。シャワーを浴び、着替えて10時からの仕事に備える。これを月・水・金曜の週に3回決まって行う。

 大学まで、ずっと野球を続けてきた私にとって、運動は生活の一部であり、習慣となっている。体を動かすこと、汗をかくことが気持ち良いと感じるため、動いていないと落ち着かないタイプだ。落ちつきが良いのか悪いのかはさておき、運動して汗をかくと、何か良い運気が舞い込んでくる気もする。

 「運」を「動」かすと書いて、「運動」と言うのも、その理由だろうか。そもそも筋トレの効果といえば、アンチエイジングや体質改善、姿勢改善、脂肪燃焼効果などがあげられているが、朝に運動することで、体には嬉しい変化が起こる。

 朝に筋トレをするメリットとしては、
1. 自律神経のリズムが整えられ、体が起き、脳が活性化する。
2.エンドルフィンという神経物質が分泌し、気分が高揚する。
3.テストステロンが分泌し、男らしさを引き出す(自信にも繋がる)。
4. 成長ホルモンの分泌により、その日の代謝が上がる(脂肪燃焼効果)。
5.生活リズムをつくることができる(夜は残業や飲み会で出来ない日が多い)。

などがある。

 私は、米国の生活習慣も参考にしてほしいと思う。もちろん、すべての米国人がやっているわけではないが、私が知る彼らの朝は早い。ジムの多くは24時間やっている。日本のフィットネスジムのオープンは大体午前10時から。最近は、海外を見習い、24時間ジムが増えてきているが、朝からジムに行く人はまだ少ない。

 そもそも日本のスポーツジムの入会率は3%程度だという。米国は約20%、英国やドイツ、スペインも10%を超える。この数字を見ても、日本人がどれだけ「汗を流していない国」かがわかるのではないか。

 ある統計によれば、米国の5割超は「週に3日、30分以上の運動」をしている。病的な肥満と診断された人でも、その4割以上は「週に3日以上」運動をしているらしい。

 海外では、多くの人が朝に運動をしているということを聞く。朝、運動して出社し、仕事が終わった後は、家族との時間を過ごし、子どもたちと同じ時間に寝る。まさに一家の主としては、理想の生活習慣と言える。

 これは私の持論でもあるが、体型が良い人ほど、スーツが似合うし、自信にあふれている。営業している時もハキハキしていて、説得力があるように感じる。保険や健康に関係する仕事の営業マンほど、筋トレはした方が良いのではないかと思う。不健康そうな人から、保険や健康の話をされても、信用できないのは言うまでもない。

 自己管理能力と仕事の能力は、少なからず比例してくるのではないかとも思っている。なぜならば、米国の映画やドラマでは会社の上層部ほど、体は引き締まっていて、キラキラしている人が多く、「下っ端役」の人間は肥満体型であることをよく見かける。身だしなみや、体型(スタイル)などの自己管理は、仕事をする上でも、重要になっているという意味ではないか。

 だからと言って、急に「明日からジムに行って筋トレをしないといけない」とは言えない。今まで運動をあまりしたことのない人に、急に運動をしろと言っても、逆にストレスになってしまうからだ。まずは、仕事始めの15分くらい前に、屈伸運動をしたり、肩周りや腰回りのストレッチなどをしたり、ラジオ体操をする感覚でもいいと思う。それだけでも立派な運動である。

 大事なことは、いかに体が良い状態で、仕事にのぞむことができるかだろう。先ほども述べたが、運動した方が、脳は活性化し、体も起き、仕事の効率は上がってくるはずだ。会社であれば、朝礼時にグルーブ内で簡単な運動を一緒に始めることからでも良いと思っている。少しずつ習慣化し、ぜひ仕事に活かしてもらいたい。

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起業家 福田雄基

起業家 福田雄基

1991年、千葉県生まれ。日本体育大学卒業後、パーソナルトレーナーを経て、24歳で起業。15年間の野球経験を活かし、体のバランス測定器販売やトレーナー派遣、企業の健康面をサポートするコンサルティング業を展開。近年はトレーニング分野に限らず、通信販売やアイドルのイベント業務・メディア構築・プロデュース業も手掛けている。