台湾旅行の一番の楽しみはやっぱりグルメ!2泊3日など短い日程の中で今夜は何を食べようかな、と計画を立てるのも旅の楽しみの1つではないでしょうか。ところで、いざ小籠包火鍋のレストランに行き「あれ? お酒を飲んでいるのは日本人だけ?」と思ったことはありませんか? 

台湾式海鮮居酒屋でディープに楽しむ

 日本では食事をしながらお酒も楽しむスタイルが一般的ですが、台湾の場合、食事は食事、お酒はお酒とメリハリをつけた飲み方をする方も多く、お酒を飲む時はかなり酔っぱらうまで徹底的に乾杯したりすることも。では台湾人はどこでお酒を楽しむのかというと、代表的なお店が「熱炒」と呼ばれる台湾式海鮮居酒屋です。

 いつも混んでいて、店内はワイワイ、ガヤガヤ。そして生簀があったりしてオーダー方法も一見難しそうな熱炒の楽しみ方を今回は徹底解説いたします。日本からの出張者も台湾在住の方も、気になるけれど今まで熱炒に入ったことがないという方は必見ですよ!

熱炒のメイン料理は活きた海鮮!好みの調理方法で自由に楽しむ

鮮定味は人気の熱炒店、歩道にまでテーブルが

 今回ご紹介する熱炒は「鮮定味 生猛活海鮮」。台北市内に2店舗を構える人気店です。台湾では21時頃にはクローズしてしまうレストランが多い中、こちらはお酒を飲むためのお店というだけあって毎日深夜2時まで営業していますので、夜便で台北に到着する方でも初日から台湾グルメが楽しめますよ。

お食事時は広い店内が満席に

 お店に到着したら、まずは店員さんに人数を伝えてテーブルを確保します。19時~21時頃は混み合うことが多いので、時間に余裕のない方はホテルの方にお願いして予約しておくと安心ですよ。その後は店先にある生簀を見に行きましょう。活きたエビお魚などがいますので食べたいものがあればその場で数量と調理方法を指定してオーダーします。

店先の生簀にはお魚や活きたエビ・蟹がたくさん

 調理方法ですが、エビなら塩焼き(中国語:鹽烤→イェンカオ)蟹はシンプルに蒸し(中国語:蒸→ジェン)お魚なら生姜などの薬味を使った姿蒸し(中国語:清蒸→チンジェン)といったところがおすすめで日本人の口にも合うと思います。また、生簀の海鮮については量り売り(時価)ですのでオーダー時に価格を確認しておきましょう。基本的に日本よりもリーズナブルに海鮮料理を楽しめますよ。

この日はメス蟹を蒸してもらうことに

こちらが熱炒の最難関! メニューがまるで四字熟語辞典

 海鮮をオーダーしたら、お次は小皿料理をチョイスします。メニューに載っている熱炒のお料理は100元120元均一のものが多く、とてもリーズナブル! ただ、お財布に優しいのは嬉しいのですが、メニューをよく見てみると漢字、漢字のオンパレード。これではまるで「四字熟語辞典」のようです。

日本人を困惑させる四字熟語辞典ばりのメニュー

 日本人にはなかなかオーダーのハードルが高い熱炒ですが、おすすめメニューをご紹介しますので参考にしてみて下さいね。

蚵仔酥(牡蠣フライ) 120元

サックリ揚がった牡蠣フライ

 台湾産の小ぶりな牡蠣台湾バジルと一緒にさっくり揚げた一品。塩胡椒を付けて頂くとビールにぴったり!

蒜泥蝦(茹でエビのニンニクソースがけ) 120元

茹でエビのニンニクソースがけ

 プリプリのエビとお豆腐を茹でてニンニクソースをかけたもの。豪快に手で頂きましょう。

宮保鶏丁(鶏肉の唐辛子炒め) 120元

ビールが止まらない!鶏肉の唐辛子炒め

 通常はシンプルな炒め物なのですが、鮮定味では一度カラっと揚げた鶏肉を唐辛子・ネギ・ピーナッツと共に炒めています。ビールもご飯も止まらなくなる美味しさ! これで120元とは素晴らしいコスパです。

辣味剣筍(姫たけのこのピリ辛炒め) 100元

姫たけのこのピリ辛炒め

 姫たけのこをピリ辛醤油味で炒めたお料理。こちらもご飯にぴったりな一品です。

炒青菜:水蓮(青菜炒め:水蓮) 150元

シャキシャキした食感がクセになる、水蓮の塩ニンニク炒め

 水蓮というシャキシャキした青菜を豚肉と一緒にサッと炒めたもの。塩とニンニクで味付けしており、さっぱりと頂けます。青菜は空芯菜豆苗など日によって数種類から選べますので、好みのものをチョイス!

 台湾料理というとやや甘みがあって優しい味付けのものが多いのですが、熱炒はお酒を楽しむ場所なので濃い目のお味のお料理がほとんどです。ビールが進んで困りますね。

これも熱炒のお作法? ビールとご飯はセルフサービスで

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言論ドットコム編集部

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