無農薬やオーガニックという言葉は今や誰もが知っているものになった。無農薬で安心・安全を売りに製造者の顔写真をのせて販売する食材もあれば、オーガニックをアピールして、飲食店を経営する店は少なくない。

 ビジネスをする上で「食中毒」を絶対に起こしてはいけないのは当然だ。だから、徹底的に食材、身の回りの除菌・抗菌をする。でも、それって「良い菌」も殺してしまっているのではないか、と思うことがある。

 世の中には「良い菌」も、「悪い菌」もあるが、徹底しすぎていろんな菌を殺してしまっては、栄養価の低い食べ物になりかねないし、予防しすぎることで免疫力がさがり、かえって病気になるケースもあるのではないか、と。

 コンビニなどにおいてある食材は、時間が経っても変色しない。その理由を考えたことはあるだろうか。変色しては当然ながら売り物にならないので「薬」でコーティングしていることもある。

 野菜が苦手な人は、野菜ジュースを飲み、「野菜をとっている気」になる。「100%野菜ジュース」ということは、いろんな野菜を集めて絞ったジュースのこと。紙パックにずっと入っていて、なぜ腐らないか。絞って1時間もすれば、普通は変色する。つまり変色しないように「加工」ているのだ。

 それらを多く摂取している日本人は、本当に健康な体をつくることができているのだろうか。この点、私は疑問を感じている。

 もう1つ。先日、友人が体調を崩して入院した。院内で提供された「病院食」は、薄味で量も少なく、なかなか元気が出ないという。「塩分の低い食事を」と病院側は言うのだが、適度な塩分の摂取は体にメリットもある。それはストレスや栄養の偏りによる体調不良を軽減したり、胃腸の運動を助けてくれたりする。

 体調を崩して入院しているのに、それでは回復が遅れて、かえって入院期間も増えてしまうことがあるのではないか、と私は考えてしまう。

 この時期なので、プールの話にも触れておきたい。小学生の頃、プールに入るときは、先生たちが塩素をプールに入れて、水質検査をしていたかと思う。プールが終わった後、目が赤くなるのはそれらも原因だ。

 水をきれいにするために、安全な水で授業を行うために、行っていることが、かえって病気の原因にもなりかねない。プールで感染する病気といえば、一般にプール熱と呼ばれる「咽頭結膜熱」や、目の痛みの原因である「流行性角膜炎」などがあるが、詳しくは「一般財団法人東京顕微鏡院 プールで感染する病気とは?」で確認いただきたい。

 キレイで、便利で、美しいのは日本の良いところだが、国から義務付けられていることが、かえって人間を「不健康」へ導いていることもある。「光と影」があるように、メリット以外にデメリットもあって、病気やアレルギーも生じていることは、頭の片隅には入れておきたい。

 もちろん、すべてを疑っていては生活できないので健康になりたい、維持したい方は、免疫力を高めるためにぜひ運動をしてほしい。運動することで、自己回復能力(自然治癒力)も高まるので、汗を流し、水分もきちんととり、循環をよくしてほしい。

 運動の大切さは、先日アップした「朝活が体に与える影響とは?」に書いているので読んでもらえれば幸いである。

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起業家 福田雄基

起業家 福田雄基

1991年、千葉県生まれ。日本体育大学卒業後、パーソナルトレーナーを経て、24歳で起業。15年間の野球経験を活かし、体のバランス測定器販売やトレーナー派遣、企業の健康面をサポートするコンサルティング業を展開。近年はトレーニング分野に限らず、通信販売やアイドルのイベント業務・メディア構築・プロデュース業も手掛けている。