スポーツ界のパワハラ問題や暴力問題など様々な騒動がニュースになり、「生活スタイル」が変わりつつある日本。その中でよく耳にする言葉が「理不尽」だ。

 昔ながらの指導はやめたほうがいい。今の時代にあった指導の仕方を。。。

 などとニュースでも言われているが、はっきり言って、そんな甘い考え方は捨てたほうがいいと思っている。

 先に結論を言わせていただくと、私は「理不尽」に大賛成だ。

 日本体育大学卒業するまで15年間、野球を続けてくる中で、たくさんの「理不尽」を経験したからこそ、言える。

 絶対に「理不尽」は必要だ。

 それも、社会に出る前に。なぜなら、社会に出る前に、いろんな「理不尽」を味わってきたので、社会に出てからの「理不尽」が、可愛くて仕方ない。

 言葉悪いが、中途半端にスポーツをやってきた半体育会系からの言葉、要求など、はっきり言って「理不尽」にも感じない。

 むしろ、「そんなんでいいんですか?」と聞き返したくなるくらいだ。私は、ここに「生きる力」を育む源があると感じている。

 戦争時代は、好きなことなどできず、国のために命をかける。

 その教えが当たり前だったはずだ。我が身を捨てて敵に体当たりする者が讃えられた。

 では、今の若い世代はどうだろう?この国のために、命を捨てられるか?

 たぶん、90%以上がノーと答えるだろう。

 今年27歳になる私から見ても、同世代、それより下の大学生たちの多くは、

・すぐに行動できない(やらない理由ばかり探す)

・自分の意見を言えず、まわりに合わせる(はぶかれるのが怖いから多数派を選ぶ、長いものにはまかれる)

・すぐに答えを聞く(自分で考えるより聞いたほうが早い、自分で答えを出さない)

 この3つは、ものすごく感じる。

 これを時代のせいにするのか、育ってきた環境のせいにするのか、それとも、ゆとり世代だからと諦めるのか は、考える側の自由ではあるが、

 ここに日本の学校教育の問題点があるとも思っている。

 学校は教科書の内容を教えることが義務なのだろうか?

 いや、「生きる力」を教えないから、いじめで自殺する子が多くなるんだと思う

 先生がいじめを隠そうとする、認めようとしないことも問題の1つだ。いじめがある=学校の評価がさがる。

 学校がいじめを認めなかったために、自殺した女の子のご両親に教育委員会が謝罪の挨拶に行ったのが、自殺してから1年後だった問題もあった。

 育ってきた環境は、人生を大きく変えると私は思うが、学校で「生きる力」を育むことは最低限の教育だと考えている。

 なぜなら、機械化、デジタル、AI、人口知能が発達している昨今、

 前にも述べたが、人と同じことしかできない、やろうとしない人は機械に負けると思う。

 やらない理由ばかり述べる人間を雇用するより、文句1つ言わない機械を使った方がはるかに生産性は高い。

 これから先、日本は貧富の差が激しくなると、5年前に大学生だった私は日本の政治家から直接聞いたことがある。

 その意味が最近、やっとわかってきた。

 卒業後、起業して本当によかったなと思っているし、今はこれから先、10年後も20年後の未来を考えて、事業を起こしているため、未来が待ち遠しくてワクワクする。

 簡単に起業できる時代でもあり、副業も認められ、さらには「複業」の時代でもある。

 同世代、今の大学生には、どんどんいろんなことにチャレンジしてほしいと思うし、小さくまとまらないでほしい!!

 日本は、最低限の生活はできる国なんだから、一歩踏み出すことを恐れないでほしい(これだけ恵まれている国はない)。

 最近は「なんで福田はその考えができるんだ」と言われることが多いが、自信を持って言えることは、
 
 「たくさんの『理不尽』を味わってきたから、人生怖いことがない。もし、1つだけ怖いとすれば、自ら命を絶つこと」

 「理不尽」を味わってきたからこそ、生きる力が育まれたと思うし、何より反骨心がついた。

 「なにくそ!やってやるぞ!」と思えるから、仕事に対しても絶対に負けなくない!って思えるし、何より「自分に甘えている自分が許せない」。

 学生にスピーチすることも多くなってきたので、これからも私のマインドは伝えていきたいし、テレビやメディアに出演する際に「理不尽」について聞かれても、私は大賛成するだろう。

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起業家 福田雄基

起業家 福田雄基

1991年、千葉県生まれ。日本体育大学卒業後、パーソナルトレーナーを経て、24歳で起業。15年間の野球経験を活かし、体のバランス測定器販売やトレーナー派遣、企業の健康面をサポートするコンサルティング業を展開。近年はトレーニング分野に限らず、通信販売やアイドルのイベント業務・メディア構築・プロデュース業も手掛けている。